音楽は心に残ったり、感情が揺さぶられたり、響いたりします。
それはなぜでしょう。
それこそが音楽の力なのだと思いますが、
言葉ではなく音の世界というか広がりが、
心の心地よい部分を刺激するのでしょう。
素晴らしい音楽を体全体に浴びたとき、
人は感動のあまり自然に涙が出てくることがあります。
それは理屈ではなく、とにかく音の塊が衝撃となって、
あるいは身体にしみこむように伝わって、
思わず泣いてしまいます。
そんな経験をされた方も多いでしょう。
理論では説明ができない要素を、
音楽というものは持っているような気がします。
だからこそ心理療法や深層心理に訴えかけるのに、
音楽が使われることが多いのでしょう。
歌詞がある音楽、いわゆる歌においては、
具体的な情景をイメージしやすく、
また共感もしやすく、
歌詞の世界に同調した場合などは、
歌詞がない音楽よりもより感動しやすかったりします。
そういう意味ではわれわれのコミュニケーション手段である言葉と、
そして音楽つまり旋律とが一体となって、
心の奥底に訴えるのでしょう。
なにげない言葉であっても、
メロディーに乗っかると、
とても感動的で心にしみることがありますよね。
やっぱり音楽って素晴らしいです。
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