デング熱がなかなか収束しないようですね。
代々木公園から話題になったデング熱ですが
新宿や千葉、そして横浜にも感染か、という状況の中で
今度は上野公園での感染が認められたようです。
感染して発病しても、死に至るようなことはないとされていますが
やはりこのようにニュースの話題になると心配してしまいます。
蚊が媒介して、感染した人の血を吸って、その蚊がまた別の人を刺す
それが感染の経路ということですが、こんなにも収束しないものなんでしょうか。
蚊はそんなに遠くまで飛ぶのでしょうか。
代々木公園にいた蚊は上野までいくでしょうか。
これは行きませんよね。
蚊はせいぜい半径100メートル程度だと思います。
そうするとやはり、感染した人が移動して
その移動先で蚊にさされて、その蚊がまた別の人を刺す
ということでデング熱のウイルスが広がっていくのでしょう。
ではその最初はどういう感染だったのでしょうね。
最初のうちに確認された人たちは
ここしばらくは海外旅行をしていないということから
海外からのデング熱ウイルスの輸入経路は
否定されていました。
ですが、厳密にはわからないですよね。
海外で感染して、発症しない人だったり、
感染しても公にならなかったかもしれない人が
日本に来て、蚊にさされていたとしたら、全然違う話だと思います。
もしそうだとすると、やはり「海外から持ち込まれた」
ということになるでしょう。
あるいは、これは確率が少ないかもしれませんが
海外にいた、デング熱ウイルスを所有する蚊が
たまたま日本行きの飛行機に乗り込んでしまったとしたらどうでしょう。
これも一つの感染経路ですよね。
ありえない話ではありません。
一匹の蚊がたまたま機内に迷い込んでしまったために
ものすごい距離を飛行して病気の原因となる
なんだかSF映画みたいですが。
そういえば昔あった「FLY」は
タイムマシンだか移動装置だかに
一匹のハエがまぎれこんだことにより人間とハエが移送されて
ハエ人間になってしまった、という話でしたね。
それは大げさな話ですが
一匹の虫が迷い込んで状況を大きく変える
と言う意味では似ているような気がします。
それにしても収束しませんね。デング熱。
なんとか良い方向に向かうといいのですが。
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