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10月 15

VDT症候群


VDT症候群は、VDT(Visual Display Terminal、つまりパソコンのディスプレイ)を使った、

パソコン作業によって画面、キーボード、書類などを繰り返し凝視することで、

目を始め体のさまざまな部分に影響が出る疾患です。

場合によっては心にも影響することがあります。

テクノストレス眼症と言うこともあるそうです。

画面の凝視によってまばたきが減り、目が乾燥してドライアイになったり、

目の疲れを引き起こし、それが頭痛に発展したりします。

さらには長時間同じ姿勢による首こり、肩こり、腕の痛みなども誘発します。

現代の仕事形態特有の新しい病気と言えるでしょう。

この体に対する負荷は、当然のことながらストレスとなって精神的にも負担となります。

長い期間になるとやはりさまざまな病気の原因になると思います。

消化器症状として出る場合や、循環器に影響して動悸や息切れ、貧血やめまいなどが出たり、

自律神経症状として手のふるえが出ることもあるかもしれません。

前回も取り上げましたが、やはりこの長時間作業が悪化の原因となりますので、

適度な休憩やストレッチなどが疲れを取るのに効果的でしょう。

目を閉じて暖かいおしぼりをまぶたに当てるのも気持ちがいいですね。

IT機器は便利なものですが、上手に付き合っていくことが現代人には必要ですね。


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